【土建屋の入門部屋vol.1】スコップ知らないと救えない

土建屋入門部屋 道具編

第一回『 土建屋の入門部屋 』

ついに始まりましたこの企画。僕も未経験から建設業界に入った身として実感してきました自分自身の無知ゆえの歯がゆさ。「そんなことも分らんの!?」と業界の先輩方からは思われるでしょうが、分からないものは分からないんですよ!

とはいえ、自分で学ぶ姿勢がないのは宜しくありませんから、少しでも学びの材料になり、現場に行くのが楽しみになってくれたら良いなという思いから始めました。

(大義名分語ってますが、本音は自分の学びも兼ねているのは秘密にしといてください)

まず記念すべき第1回は、、、これから僕と同じような方を救っていきたいという想いからスコップについてお話します。

土木の現場では欠かせないスコップ。

掘ったり、埋めたり、削ったりと様々な使い方ができる万能戦士です。

そんなスコップを今日は2つ覚えて帰ってください。

大切なのは名前を憶えるだけでなくその用途を合わせて覚え、現場に出た時に「スコップ持ってきて!」とだけ言われた時に必要な方を選べることです。

それではいきましょう!

まず1つ目が『 剣スコ 』です。

先が剣のように尖っているから剣スコってわかりやすいですよね。

主に掘ったり削ったりするときにはコチラを使います。ある程度の硬い地盤対しても効果的に掘り進めていけるので、土建屋には欠かせないスコップです。

機会が入れない場所や、下に何か埋設物があるような場所ではこの剣スコで手掘りすることも多々あり、僕も入社当時は剣スコを枕にして寝ていました。友達です。

次に2つ目が『 角スコ 』です。

こっちも先が角ばっているから角スコなんてとても分かりやすいですよ

角スコは掘るためにはほとんど使わず、どちらかといえば地上にあるものをさらうために使うことが多いかなと。わかりやすいイメージで言えば、駐車場に少し積もった雪をサッとさらう感じです。

あとは、土木工事で言えば生コンの打設時に余分な生コンを移動させるために使ったり、土の高さを揃えるときに表面を撫でてすくうことで余分の動作を減らせます。

以上です。

スコップ2種の名称・用途はわかりましたでしょうか。

それでは最後にテストです。

Q、なにスコでしょう。

それではご安全に。

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